犬が舌を出す理由!ちょっと出す、出っぱなし、震えたり息が荒いのは?

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犬が舌を出す理由!ちょっと出す、出っぱなし、震えたり息が荒いのは?

なぜうちの犬はずっと舌を出しているの?

そんな疑問を感じていませんか?

舌を出している犬は特に珍しくないですが、ずっと舌を出しっぱなしにしてたりするとちょっと心配ですよね。

実は、舌を出しっぱなしにする犬には重大な病気が隠れている場合があります。

そこで、当記事では犬が舌を出す理由についてご紹介します。

ちょっとだけ舌を出す犬、舌を出しっぱなしにする犬、舌を出したまま震えたり息が荒い犬など、色々パターンについて解説しますのでぜひご覧ください!

犬が舌を出す理由!ちょっとだけ出す、出しっぱなし、震えたり息が荒いのは?

犬が舌を出す理由は次のとおりです。

  1. 体温調節(パンティング)のため【息が荒い】
  2. リラックス、期待、興奮/不安な気持ち【息が荒い、ちょっとだけ舌を出す場合アリ】
  3. 心臓病、肺疾患などの病気【息が荒い、震える場合アリ】
  4. 苦痛を感じている【息が荒い、震える場合アリ】
  5. 不安や恐怖などのストレスを感じている【息が荒い、震える場合アリ】
  6. 短頭種だから【ちょっとだけ舌を出す、出っぱなしの場合アリ】
  7. 歯並び、噛み合わせ、抜歯の影響【ちょっとだけ舌を出す、出っぱなしの場合アリ】

それでは詳しく解説します。

1. 体温調節(パンティング)のため【息が荒い】

犬は暑いときや激しい運動の後に、舌を出してハァハァと荒い息づかいをすることがあります。

舌を出してハァハァとあえぐのは体温を調整するための動作で「パンティング」といいます。

犬には体温調整するための汗線が肉球や鼻などにしかないので(人間には全身にある)、犬は体温調整することが苦手です。

もし激しい運動をしていないにもかかわらずパンティングをしているときは、犬が暑がっているかもしれないので、温度・湿度調整をしてあげましょう。(熱中症に注意!)

犬種にもよりますが、犬の適切な設定温度は23℃~25℃、湿度は50%ほどです。

暑さに弱くパンティングしやすい犬種

  • 短頭種
    (パグ、フレンチブルドッグ、シーズー、ボストンテリア、ボクサー、チャウチャウ、イングリッシュブルドッグ、 狆、ペキニーズ、ブリュッセルグリフォン、キングチャールズスパニエル、チワワ、ヨークシャーテリア、マルチーズ、キャバリアなど)
  • 寒い国が原産の犬種
    (アラスカンマラミュート、オールドイングリッシュシープドッグ、グレートピレニーズ、サモエド、シベリアンハスキーなど)
  • 大型犬
    (ゴールデンレトリーバー、ラブラドールレトリーバーなど)

短頭種とよばれるいわゆる「鼻ぺちゃ犬」は、特に熱中症に注意が必要です。

というのも、短頭種はマズル(口から鼻先にかけての部分)が短いので、マズルの中で空気を十分に冷却できず暑い空気がそのまま体内に入ってくるなどの理由で体温調節が苦手だからです。

寒い国が原産の犬は寒さに耐えられるように、豊富な被毛に覆われている反面暑さに弱いです。

2. リラックス、期待、興奮/不安な気持ち【息が荒い、ちょっとだけ舌を出す場合アリ】

犬は、「リラックス、期待、興奮」または「不安」な気持ちになると舌を出すことがあります。

「リラックス、期待、興奮」の気持ちのときは、口を大きく開けて舌を出すことがあります(興奮が強くなるとハァッハァッと呼吸が荒くなることも)

「不安」な気持ちのときは、口に力が入らず半分開いたような状態になるので、舌がちょっと出る状態になることがあります。

犬がちょっとだけ舌を出しているのは不安な気持ちだからかもしれません。

犬は人間と比べて顔の筋肉が発達していないため、人間のような感情豊かな表情は作ることができませんが、犬は昔から固い獲物の肉を好んで食べていたため、咬筋(口周りの筋肉)だけは非常に発達しています。

そのため、犬の感情は口のあたりの表情がとても豊か。

犬の口の動きは人間と基本的に同じといえるほどで、リラックスするほど口は緩み、緊張するほど口を閉じるようになります。

3. 心臓病、肺疾患などの病気【息が荒い、震える場合アリ】

基本的に、健康な犬が舌を出してハァハァとあえぐ(パンティング)のは、気温が高いとき、運動したとき、興奮したときに体温調節をするためです。

しかし、犬は心臓病や肺疾患などの病気の場合も、舌を出してハァハァとあえぐことがあります。(異常なパンティング)

以下は、異常なパンティングの原因となる主な病気や体調不良です。

  • 心臓疾患、肺疾患
  • 貧血
  • 喉頭麻痺
  • クッシング症候群(副腎皮質機能亢進症)
  • ステロイドの副作用

基本的にこれらに共通するのは、体内の酸素が欠乏するために酸素を補おうとして呼吸が早くなるという点です。

こういった異常なパンティング(病気や体調不良)の見分け方は次のとおりです。

  • 気温が特に高いわけでもなく、運動も興奮もしていないのにハァハァと息が荒い
  • ハァハァが全然治まらない
  • 普段するハアハアよりも早く激しく苦しそう(健康な犬の呼吸は1分間で15~30回)
  • ハアハア音にこすれるような雑音が混ざっている
  • ハアハアと一緒に震えている
  • 舌の色が紫色または白っぽい(ピンク色が正常)

このような症状がみられたら、ためらわず獣医師に相談しましょう。

4. 苦痛を感じている【息が荒い、震える場合アリ】

犬は痛みや不快感を感じているときに、舌を出してハァハァとあえぐをすることがあります。(異常なパンティング)

このような異常なパンティングをしているときは、次のような症状がみられることがあります。

  • 震えている
  • 息が荒く苦しそう
  • 落ち着きがない
  • クンクンなどの鳴き声を出す
  • 不自然な体勢をしている
  • いつもと違って遊びの誘いに乗ってこない
  • 食欲がない

このような症状がみられたら、犬がケガをしていないか、注意深く体を触るなどして体をチェックしてあげてください。

ケガでなくとも、何らかの痛みを伴う病気にかかっている可能性もあります。

何の原因も見当たらないのにパンティングが続くようなら、獣医師に相談してください。

5. 不安や恐怖などのストレスを感じている【息が荒い、震える場合アリ】

犬は、不安や恐怖などの強いストレスを感じたり分離不安症(飼い主に依存しすぎてなる心の病気)になったりすると、舌を出してハァハァとあえぐ(異常なパンティング)をすることがあります。

こういった「ストレス・心の病気」が原因の異常なパンティングの見分け方は次のとおりです。

  • ずっと鳴き続ける
  • 震えている
  • 尻尾を下げて丸める
  • 耳を垂らす
  • 体を小さくかがめる
  • 下痢や嘔吐をする
  • 食欲がない
  • いつもと違う場所でおしっこやウンチをしています
  • 物を壊す

パンティングと同時にこのようなことがみられたら、犬が強いストレスを受けていないか見直してみましょう。

分離不安症の治療には、「行動療法」や「動物行動学」に力を入れている獣医師やドッグトレーナーの手を借りることが解決の早道です。

6. 短頭種だから【ちょっとだけ舌を出す、出っぱなしの場合アリ】

あなたのワンちゃんは、パグやフレンチブルドッグなどの短頭種(いわゆる鼻ペチャ犬)ではないですか?

短頭種の犬は、マズル(口から鼻先にかけての部分)が短く口の中も小さいため、舌を収めることができずに舌がちょっと出てしまい、舌が出しっぱなしになることもあります。

【短頭種】
パグ、フレンチブルドッグ、シーズー、ボストンテリア、ボクサー、チャウチャウ、イングリッシュブルドッグ、 狆、ペキニーズ、ブリュッセルグリフォン、キングチャールズスパニエル、チワワ、ヨークシャーテリア、マルチーズ、キャバリアなど
犬がちょっとだけ舌を出している、出っぱなしなのは、「短頭種」だからかもしれません。

7. 歯並び、噛み合わせ、抜歯の影響【ちょっとだけ舌を出す、出っぱなしの場合アリ】

犬は歯並びが悪くて隙間があったり、噛み合わせが悪い(不正咬合)と舌が外に出やすくなります。(睡眠中は特に舌が出やすい)

犬がちょっとだけ舌を出している、出っぱなしなのは、「歯並びや噛み合わせ」のせいかもしれません。

歯の影響で舌が出やすくなる原因は、おもに次のとおりです。

  • 歯並びが悪い
  • 噛み合わせが悪い(不正咬合)
  • 歯周病治療などで抜歯をした

ちなみに、下顎の犬歯を抜歯すると舌が出っぱなしになることが多いですが、抜歯後の処置で舌が出ないようにできます。

一般的に歯周病などで下顎の犬歯を抜歯する場合、舌が変位・下垂して出っぱなしになることが多いです。これは獣医学的にも、仕方のないこととされていますが、少しの工夫でこれは避けることができます。抜歯した付近の口腔粘膜を切開・整形・縫合することで、元通りの外観を保つことができます。

出典:やまと動物病院

 

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